40代の悩みに効く物語

「新宿ダイアリー~母とコロナの4か月~」這い上がってきた人々が大きな力にどう向き合うのか

NHKのドキュメンタリー番組の紹介。ストーリーズから「新宿ダイアリー~母とコロナの4か月~」この作品は、NHKディレクターである柚木映絵が、新宿で麻雀店を45年営む実の母・佳江と新宿で生きる人々と新宿の変化を追った「ラストトーキョー”はぐれ者”たちの新宿・歌舞伎町」の続編である。

ラストトーキョーでは、東京オリンピック前の再開発に揺れる新宿で、麻雀店を閉めようとしていた佳江は、番組の制作の中での娘との対話を経て、考え方を変え店を続けようと決意したところで物語は閉じる。まだ見ていない方はこちらをどうぞ。

それから、たった半年後に世界は新型コロナウイルスの脅威にさらされることになる。集団感染の高い場所として麻雀店が上げられ、店は存亡の危機に。この番組は、コロナに揺れる母と母の店の記録を、再び娘が撮影したものだ。

アイコン名を入力

コロナ禍を生きる人々のドキュメンタリーを探して、見つけたのがこの作品。実はラストトーキョーよりもこちらを先に見ていた。そして2021年2月にはこの続編も放送されると聞いた。NHKディレクターの娘が母を撮影するという異色のドキュメントから目が離せない。

番組概要

2020年6月8日放送
NHKオンデマンド ストーリーズ N0.3
(NHKオンデマンドの登録・視聴方法はコチラから)

あらすじ 1つの店舗を閉じる

集団感染の高い場所として麻雀店が上げらた3月から店の客は激減。そして佳江は3軒あった麻雀店の1つを閉じることを決断する。そして従業員は解雇することに。その従業員たちに出来る限りのことをしてあげたいと奔走する佳江。従業員たちは感謝と共に店を去る。

そして佳江は、残り2店舗の灯りを絶やさぬ覚悟をし、新宿で生きる人々と共にこの町で生きていくと誓う

みどころ 「私には時間がない」

前作ラストトーキョーでは、新宿でたたき上げで、生きるも死ぬも自己責任でやってきたたくましい姿として描かれてきた佳江。27歳から45年間、父親を見返してやろうとやってきた佳江も、もう70歳を超えている。45年前なら、いや10年前ならまだ這い上がれるという気持ちになっていたのかもしれないが、、弱音を吐いてしまうシーンにはせつなさを感じる。

母・佳江

私には時間がない。もう年だから。もう一回焼け野原みたいになって、そこから立ち上がっていくの、そごくそういうの好きなんだけど。私はもうその時間はないな。誰かに迷惑かけちゃうもんそれ以上頑張ったら。

そして自己責任で、自分の力で這い上がってきた佳江も「大きな力」にはかなわないと悟るこのシーン。

母・佳江

自分の努力で頑張ればなんとかなる社会だと思ってたけど、こういう世界があるのかなって初めて知ったですね。そのときの力に任せなきゃいけないっていうこともあるんだなと思っちゃった。

おわりに 自分の力の及ばないものにどう立ち向かうのか

自分の力で這い上がってきた人が、自分の力の及ばないものに対し(それはコロナウイルスというものであり、自分の年齢のこと)どう立ち向かっていくのか?はたまた、築き上げてきたものをキレイにして去っていくのか?

ラストトーキョー2でその姿が描かれるのだろうか。

「新宿ダイアリー」を無料で視聴する方法

「新宿ダイアリー」はNHKオンデマンドで配信されています。NHKオンデマンドは、「U-NEXT」や「Amazonプライムビデオ」から登録して視聴します。はじめての登録であれば30日間の無料視聴体験がついているので、無料で視聴することができます。

NHKオンデマンドで無料視聴する方法はコチラ