人間関係の悩み

40代男の高いプライドを壊す”ひとつのコツ”と”意外なロールモデル”

本ブログでは、40代からは人生の前半とは違うモードに切り替えて、自分にも他人にもストレスかけない「気持ちいいおじさん」を目指すための方法について書いています。

テリー
テリー
本記事では、おじさんが若い時の幻想を捨てて、今の自分を受け入れましょう!という事を書いていきます。

本記事で取り上げるのは、自分のことを「プライドが高い」と自覚して苦しんでいる人への処方箋です。

今の自分を受け入れられないがために、他者より低く見られることに我慢できず、他者に対して虚勢を張ったり、自分を高めるために他者を貶めたりします。

また自分の人生に根拠のない可能性を捨てきれずに、地に足ついた行動がとれないのです。例えばこんな妄想持っていたりします。

・何の戦略もないのに子どもっぽい夢を持っている(マンガ家になる等)。
・モテたことないのに超絶美しい女性と結婚する可能性がワンチャンあると思っている。
・稼いでいる人のツイッター見て自分も稼げると思っている(行動はしていない)。
…etc

要は自分に対して幻想を抱きすぎているのです。別にもうお前には何の可能性もないと言っているわけではありません。もう色々わかってきたのだから、自分のポジションをちゃんと理解しましょうということです。

自意識と現実を合わせていかないと痛いおじさんになる

40歳といったら、子どもの時から続いてきた、いい学校に入って、いい会社入って、出世して、きれいな嫁さんもらって…というレースの決着ほぼついてますよね。

そこはまず認めましょう。学校はとっくに終わってますし、会社の規模?格?みたいなのありますよね、嫁さんどうでしょう?というか、そもそもこのレースに参加してます?私はほとんど参加できてませんけど。。

そういうことです。とりあえずの日本人の幸せレースの結果は出ています。レースに参加しなかったということも含めてね。

レースの結果はこの際どうでもいいんですけど、そのレースの中でだいたい自分に何ができて、何ができないのかというのは分かってきたんだと思うのです。それをちゃんと受け止めることが大事です。

そうでないと、40超えてまだ「できそうもないこと」を追い求めて劣等感に苦しむのなんてしんどいじゃないですか。

勝てないレースに参加して、負けを認めたくないから、虚勢張って、伸びてくる若手をつぶそうと躍起になって、上にひっぱり上げてくれない先輩に土下座をして…そんなの幸せでもなんでもないですよね。

40歳って、平均年齢で言えばまだ半分、これから40年生きなきゃいけないんですよ。自分のできること、できないこと認めないと…これからの40年無駄にしますよ。。

だって勝てないレースにまだ参加して身も心もボロボロになるんですから。

プライドが高く悩むのはおじさんだけではない

Yahoo!知恵袋にとても印象的な相談を発見したので紹介します。

こちら年齢は不明ですが、成人女性です。こちらの女性はプライドの高い自分をこんな風に分析しています。

・恥をかきたくない。
・弱みをみせたくなくて平気なふりをする。
・私の人生は上手く行っていると思われたい。
・完璧でいなきゃと思っている自分がいる。

どうすれば、私は有りのままの自分で自然体で生きられますか?」と切実な悩みを訴えられています。

プライドが高いと、嘘、偽りの自分で生きているのが苦しいと…いやほんと切実な問題ですね。。

プライドが高い自分が嫌でたまりません。
知恵袋でもプライドが高いとよく指摘されます。
なぜ私はこんなにもプライドが高いのかわかりません。

恥をかきたくないって思いが強いです。他にも弱味をみせたくなくて平気なふりをしたり私の人生は上手く行っていると思われたいと思っています。 だから、友達にも悩みや困っている事などは話した事が殆んどありません。 愚痴るくらいはありますが…。

なんか、女性として完璧でいなきゃと思っている自分がいるんです。 料理も掃除も得意で、お裁縫もできて、植物を育てたり、子供の面倒見も良くて(子供に好かれて)、癒し系で男性にも安心感や安らぎを与えられる母性に溢れた女性みたいな、全てにおいて完璧な人…。

もちろん顔も体も綺麗じゃなきゃいけないって思ってしまいます。 でも、実際には超臆病な上にドが付く程の怠け者、思うだけで行動できない、料理も掃除も苦手で努力嫌いな人間です。

なのに、完璧な人間なんて求めて傲慢ですね…。 もうこの囚われ(思い込み)から解放されたいです。 プライドが高い人って何が原因でそうなってしまっているんですか? ホントに苦しいです。 どうすれば、私は有りのままの自分で自然体で生きられますか? 何方かアドバイス下さい。 お願いします。

Yahoo!知恵袋

肯定的なあきらめをすることが必要

そんなプライドが高い人が自分を変えるためにはすべきこととして、アドラー心理学を参考にしたいと思います。

アドラー心理学では「肯定的なあきらめ」をすることが大事だと言います。

つまり、交換不能なものを受け入れる、そして変えられることは変えていく勇気を持つことです

アドラーは、今の自分を受け入れることを「自己受容」と言い、以下のように説明しています。

「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。われわれは「なにが与えらえているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。

言い換えれば「(交換不能の)与えられたものをどう使うか」という発想こそ大事なのです。

アドラー心理学についてはコチラの記事に詳しく書きましたのでぜひご覧ください。

「ブスのマーケティング戦略」を参考にする

そうは言っても、負けみとめたくない、自分の都合のいい幻想を抱いていたい…という気持ちはよくわかります。そこで、具体的な提案をしたいと思います。

「ブスのマーケティング戦略」という本をご存じでしょうか?この本です。

足立区で税理士をやっているブスの田村麻美さんの人生戦略の本です。

本書は、ブスであることに小学生まで気づかなかった女が、その事実に気づき、愕然とし、ブスである事実を受け止めて、起業・結婚までたどり着いた奇跡の物語である。爆笑の半生記と、まじめなマーケティング理論&行動提案が組み合わさった、かつてない内容。目指すゴールはふたつ。幸せな結婚とビジネスでの成功。

彼女はブスである自分という商品をどう売っていくのかをマーケティング理論を駆使して考え実行し、「幸せな結婚」と「経済的自立」という2つの目標を達成しました。

詳しい内容はコチラに書きましたのでぜひご覧ください。

その行動のまさに第一歩が「自分というプロダクト」のスペックを確認することでした。

ブスと自覚している自分が、自分のスペックを確認する作業…なんてつらい作業なのだろうか。でも40代男も同じように自分のスペックを確認しなければいけないのです。

その上で「変えられないところ(ハゲとか?)」は受入れながら、「変えられるところ」を変える勇気を持つのです。

田村さんは言う「自分という商品が本質的に提供しているサービスが、どんなものであるのかを知ることが、マーケティング戦略の基礎の基礎だからである」

それでは、ブスこと田村麻美さんが勧める具体的な3つの方法をここで紹介しよう。

①集合写真の自分を見よう

集合写真を見て、こう自分に問いかけます。

「写真に写っている自分は商品だ。商品という観点で見たらどう見えるか。」

おじさんは年下と写っている写真があるとベストですね。

そんな写真ないという人は、ちょっと嫌ですけどフェイスブックの自分の写真と人の写真ダウンロードして比べてみてもいいかもしれませんね。

②他人と自分の容姿の違いを書き出してみよう

「なぜ自分という商品を買いたくないのか。自分を選べない理由を考えてみよう。」

ここでは、写真に写る自分を見ての作業なので、内面的な自分の欠点は書き出さなくていいそうです。

・ハゲ
・デブ
・目つきが気持ち悪い

こんな感じでしょうか。。

ここで注意点は「絶対に『見た目の価値』から目をそらしてはいけない」そうです・・・。内面を見ればこんないいところもあるとかいうのは「逃げである」と断罪しています。

「人間の価値が見た目だけでないのは、百も承知である。しかし見た目が相当重要なファクターであることは児事実だ」

③プロダクト解析

「商品である自分を査定するために、私が作り出した5つの指標(判断基準)がある。」

5つの指標は以下の画像を参照ください…。

田村さんは「私という商品が本質的に提供しているサービスは、気さくで居心地のよい税理士ということになる」と自己分析している。

「自分はすべて0だ」と思った人いますか?
いますよね。私がそうです。。
40年生きていればゼロということはたぶんないと思うのですが、こう突きつけられるとつらいですよね。

ただ田村さんは言います「一度思い切って自己評価をゼロにすれば、具体的に武器として何を装備していくべきか考えられる」と。

まとめ

自分の可能性を信じてチャレンジするということは素晴らしいことです。

ただそれに囚われて苦しくなる、人生上手く行かなくなるんだったら、その意識を一度捨てることが大事です。

特に40代はすでに、自分にできること、できないことがある程度わかってきている年齢です。

それにも関わらず、まだありもしない可能性に囚われることは、自分を苦しめるだけです。

自分を苦しめるだけではなく、自分を低く見せないために、他者を貶めたり、自分の自尊心をむき出しにした発言をしたりと…他者にも多大な迷惑をかけます。痛いおじさんの誕生です。

そんなことにならないために、きちんと「肯定的なあきらめ」をして、自分に与えられたものをどう活かすのかを考えましょう。

また、そんなおじさんが参考にすべきは「ブス」だったりします。

ブスがしたたかに生きていくための方法と、おじさんがしたたかに生きていくための方法には共通点があります。

勇気を出して自己評価をゼロにすれば…そこから何をすべきか見えてきます。

さぁ一歩勇気を出して、自分を受入れ、前に進みましょう。